本日は、PFASが検出され問題となっている岡山県吉備町に衆議院環境委員会の理事として視察へ行ってまいりました。
昨年10月、吉備中央町の円城浄水場において、国の暫定的な目標値の28倍の濃度のPFASが検出されていたことが発端となり、浄水場の水源だったダムや、発生源とみられている使用済みの活性炭が置かれていた場所などを視察しました。
吉備町では、住民への血液検査を行ったり、浄水場の水を飲んでいたおよそ1000人の住民を対象にした健康調査の施策を行うことを発表し、住民から強い要望があったPFASの血中濃度を調べる血液検査を、町主体となって公費で実施するとのことです。
また、現在社会全体で不安が高まっていることを受け、国も健康影響への研究を新年度から始めることとしています。
衆議院環境委員会 委員長 務台俊介 先生からも、「町だけでは対応できない分野が多くあることが分かり、国全体でPFAS問題にどのように対応すべきか考えなければならない」と話しておりました。
私も、環境委員会理事の一人として、皆様の安心安全を守るためにも誠意努力してまいります。